この記事は、落葉樹のサンシュユを剪定の基本だけ使って手入れしたやり方を、画像と動画で紹介していきます。
ほぼ画像でまとめていきますね。
画像が多いため、1項目ごとに折りたたみ式にしておきます。
最後に動画を貼っておきますので、お時間がある時に観ていただきお力添えができたらと思っています。
【サンシュユ】剪定の基本を画像69枚と動画で【基本のルールは変わらない】
最初に、まとめの画像を貼っていきますね。
今回の動画では、剪定の基本をこれらの画像のようにまとめてみました。
この剪定方法を、項目ごとに分けて画像を貼っていきます。
今回の剪定目標
剪定の基本の切り方【3本の真ん中を切る】
3本枝があれば真ん中を切るのが一番簡単な剪定方法です。
切ったら引っ掛かりを落しながら作業していきましょう。
この考え方を基にして解説していきます。
芽のあるところで切る場合
芽や葉が2つあるところを見付けて切っていきます。
全体的に揃えていく場合は、枝分かれや芽のあるところで切っていくやり方です。
下の枝を切る
下の方の枝を切る理由は、、
枝数が増えすぎて横幅が広がってしまうのを防いで、
上の方の枝に栄養を分散させるのが目的
こんな感じのイメージです。
隣の枝と合わせる切り方
揺らすと、切ろうとしている枝が分かりやすくなります。
枝分かれで切れば大丈夫です。
内向きの枝を切る
内向きの枝がなくなると、簡単にスッキリさせることができます。
枝の向きが揃うと、次回以降の手入れがやりやすくなるのと、見た目がきれいになりやすくできます。
内向きがなくなると、スッキリさせながら木の高さや枝の長さを抑えることができます。
横の出っ張りを切る
外向きにできない場合は、上向きに残しても大丈夫です。
輪郭が揃って見えるようにすることもできます。
上下でも枝が3本あれば、真ん中を切ると簡単に透かすことができます。
上下の真ん中とは…上から2本目、下から2本目というイメージです。
絡む枝は無い方が良い
絡んでいる枝は残しておくと、枝同士がくっついてしまったり剪定がやりづらくなってしまったりします。
太さや大きさに関係なく3本の真ん中を見付けることができれば、剪定を楽にすることができます。
ぶつかってバツになっている枝
ここは、中の細い枝を切りました。
切った理由は、先端は剪定が終わっていて輪郭ができていたからです。
輪郭が揃っていれば、中を透かすだけできれいになります。
中の細かい枝や葉
細かい枝や葉を取り除けば、枝先に栄養を行きわたらせることができます。
風通し良くなり、虫の住みにくさにも繋がります。
枝が欲しい場合は少し残します。
今ある枝が太すぎる場合は、小さな枝を残して育てると将来的に太い枝を無くせます。
枝を入れ替えて細い枝で作り直し、木が若返るイメージです。
全部取らずにちょっと残しておけば、あとで臨機応変にできます。
大きめの中の方の枝
短くまとめておいても良いと思います。
今も将来も邪魔になってしまう場合は、元から切って他の枝を活かすのでも大丈夫です。
難しい判断なので、とりあえず残してまた次の手入れの時か、そのまた次の手入れの時に決めてみましょう。
「やっぱり無い方が良いかな!」と、感じたら切るイメージです。
枝を作り直す・向きを変える
手前に伸ばさないように枝の向きを変えられます。
この方法で枝の向きを自由に変えられます。
絡む枝はどちらかを元から切る
枝数が多いと融通が利きやすいためです。
どちらか一方を元から切るのは、お互いが成長していく過程でお互いが邪魔をしてしまうからです。
枝の出方が左右対称じゃなくても大丈夫
見方の違いで真ん中を探せます。
こんな感じで、枝が左右対称じゃなくても剪定の基本が使えます。
強く切る・弱く切る 切り方の例
強く切る場合
太い枝を元から切っただけで完了でも大丈夫です。
弱く切る場合
先端の方の枝分かれで切ると…
強く切った後に残した枝の先端を切ると、スッキリしてきれいに見えます。
まとめと動画
今回の剪定方法を使うと、色々な樹種に対応することができます。
まずは3本枝がある真ん中を切ることを繰り返して、慣れてきたら木の形や枝の伸び方などを自分好みに変えてみてください。
剪定にはある程度の決まりはあるけど、絶対にこうでなくてはいけないということはほとんどないので、自分好みの手入れを見付けてみてください。
何をするにも決まりがあるから個性が出ると思います。
見ていただいた方のお力になれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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