【ブロワー】使い方と吹き方【コツは押すように吹くこと】

ブロワーの使い方・エンジン・電動・トップ画像

ブロワー(ブロアー)って何?

簡単なイメージ

本体の側面に扇風機の羽を内蔵している、エンジンか電気を動力にして正面にある筒から強い風を出す機械です。

その風で、剪定した枝葉や芝刈り・草刈りをした時の細かいゴミ・落ち葉などを集めるができます。

種類は、片手で持つタイプや背負いタイプがあります。

作業場や庭・駐車場や道路などで作業する時にとても便利な機械なので、、

・使い方
・エンジンと電動どちらを選ぶのが良いのか
・吹き方のコツ
・小技

などをまとめていきます。

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【ブロワー】風で吹けばきれいになる!使い方と吹き方のコツ

ブロワーの使い方は簡単で、アクセルを握る強さで風の強さを変えることができます。

エンジンも電動も同じで、プロペラの回る速さをアクセルで調節するだけで使えます。

エンジンの場合は、混合燃料を機械本体の燃料タンクに入れて、エンジンスターターを引っ張ってエンジンをかければ使うことができます。

電動の場合は、バッテリーを機械本体にセットして電源ボタンを押して、強弱を選択しアクセルを握れば風が出ます。

エンジンと電動の使い方をちょっとだけ詳しく書いてみます。

エンジン

ブロワーの使い方・エンジン・部位の名前

エンジンの機械を購入したら、次の手順で使い始めます。

・混合燃料を機械のタンクに入れる
・燃料を送るポンプを押す(初めて使う時は10回~・二回目以降は5回前後)
・チョークレバーを上げる
・スターターハンドルを引く
・エンジンがかかったらチョークレバーを元に戻す
・吹き始める

この順序で片付け始めることができます。

ブロワーの使い方・エンジンスターター

一手間かかりますが、力が強く弱い風も出すことができます。

電動

電動の機械を購入したら、次の手順で使い始めます。

・充電器でバッテリーを充電する(バッテリー容量の大きさで時間が違う)
・充電が終わったら本体にバッテリーをセット
・電源ボタンを押す
・強弱を選ぶ
・吹き始められる

この手順で片付け始めることができます。

手間がかからず簡単に始めることができます。

電源ボタンや強弱のボタンがない物もありますし、コンセントを挿すだけで使える小型の機械もあります。

どちらが良い?

どちらを選ぶか迷う場合は、、

・使う場所の広さ
・重さ
・燃料を買って保管する場所があるか

主に、こんな感じのことを考えるとどちらが良いか見えてきやすいと思います。

エンジンと電動の比較

エンジン

・長い時間使える
 アクセル全開で一時間くらい
・重い
 燃料込みで5kg以上
・混合燃料が必要
 ガソリンに2サイクルオイルを混ぜたもの

強い風を出し続けても長い時間使うことができるけど、重みがあるため疲れやすい。

ガソリンと2サイクルオイルを25:1・40:1・50:1などの比率で自分で混ぜるか、ホームセンターでガソリンとオイルが混ざっている混合燃料を買うかしなければいけません。

ブロワーの使い方・エンジン・燃料タンク

ホームセンターで売っている混合燃料は、混ざっている比率も書いてあるので、持っている機械に合った燃料を買い保管する場所も必要です。

広い場所や重い物を吹くのに便利です。

電動

・使える時間が短い
 アクセル全開で20分くらい
・軽い
 バッテリー込みで3kg以上
 コンセントは3kg前後
・充電器とバッテリーが必要
 バッテリーの容量に違いがある

アクセルを全開にすると強い風が出るけど、使える時間は短いです。

エンジンより1kgくらい軽いので、体への負担が減ります。

充電されたバッテリーをセットするか、コンセントを挿すだけで使えるので保管もしやすいです。

ちょっと使うのに便利です。

比較の結果

使う場所や吹く対象をイメージしてみましょう。

枯葉は電動で大丈夫ですが、重い草などはエンジンが良いです。

広い場所は長い時間使えた方が良く、作業台や庭の端などは短い時間で済むと思います。

どこで何に使おうとしているかをイメージして選んでみましょう。

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吹き方のコツ

ブロワーの使い方・エンジン・先端細い

・吹き集める場所を決めておく
・縦に吹く
・強さを変える

最初に集める場所を決めておくと後が楽です。

そこに向かって吹き進めていきましょう。

ゴミを押すように吹く感じです。

風の出る筒を手前から奥に前後しながら、横に移動するように吹いていくと楽に作業ができます。

集める予定の場所に近づいてきたら、アクセルを弱めて風の勢いを弱くしていきます。

最後に、くまでやほうきで集めて拾って完了です。

小技

場所によって吹き方を変えると、ホコリがたちにくくできたり効率が良くなったりします。

ホコリを抑える吹き方

地面を直接吹かないようにするイメージです。

筒から出る風の中心を地面に当てないようにして、風の端をゴミにかすらせるようにしてみてください。

地面と水平に近い感じで、風が吹き抜けるような感覚です。

なので、機械が少し低い位置になり、吹く角度もあまり変えずに吹いていく必要があります。

この吹き方では、砕石や砂利の上にある落ち葉などを吹いて集めることができます。

壁際からゴミを離す吹き方

ブロワーの使い方のコツ・壁に吹くと離れる

壁際からゴミを離すことができれば、端にゴミが残らなかったり集める場所を変えたりできます。

この吹き方は、壁に風を当ててから地面を吹く方法です。

壁からゴミを離すことで通路のゴミを片方に寄せたり、ゴミを寄せる場所を調節したりできます。

場所や風向きに合わせて、ブロワーから出る風の流れを考えて試してみてください。

ゴミが広がらない吹き方

ブロワーの使い方のコツ・ゴミが広がらない吹き方

壁際や縁石などの端の部分で、壁に沿って吹くとゴミが横に広がりやすいです。

なるべく角に寄せたままゴミを集めるには、壁から離れて進行方向に対して斜めに吹いていきます。

砂や土が溜まってきて吹き飛びにくくなってきたら、くまでを使ってざっと集めてから吹き直すか、壁沿いに弱く風を当てて吹きます。

ブロワーの使い方のコツ・吹き方・強弱

これを繰り返していけばゴミが広がることなく、長い距離でもきれいにしていくことができます。

積もっているゴミを吹く場合

積もっているゴミは、枯葉であってもかなり飛びにくくなります。

その場合は、下から吹かないで上から吹いて崩していきます。

これと同じで、吹いている途中で積もってきたら吹く順番を変えて、遠くを吹いてゴミを軽くしながら手前から吹くようにするとやりやすいです。

吹く方向は変えずに奥から手前、手前から奥へ吹いていくイメージです。

ある程度ゴミが山になったら拾っちゃったほうが早いです。

芝の目や草の間に入ってしまった場合

ブロワーの使い方のコツ・立てて吹くとゴミが搔き出せる

機械を立てるようにして上から吹くと、ゴミが飛び出してきます。

草と草の間にゴミが入ってしまっている時や、狭い隙間などのにも使える方法です。

上にゴミが飛んでくるので、目に細かいゴミが入らないように気を付けてください。

まとめ

ブロワーの使い方は機械を始動させて吹くだけですが、吹き方や吹く強さを変えることで便利さが増します。

使う場所に合わせた使い方で快適に使ってみてください。
本当に便利で時短になります!

エンジンも電動も使い心地に大きな差は無いので、機械の重さで選んでも大丈夫です。

秋になると落葉樹の葉がたくさん落ちるので、一台あると片付けが楽になるかなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
見ていただいた方のお力になれたら嬉しいです。

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