造園用語集|剪定・植栽・支柱・造園作業の用語解説

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【あ行】

麻縄(あさなわ)
木を掘り取りする際に根から土が落ちないように根巻(ねまき)を巻き、その上から締めるための麻ヒモより太めの縄。

麻ヒモ(あさひも) 
麻を素材としたヒモ。
幹や枝を伸ばしたい方向に引っ張ったり、剪定時にジャマな枝を一時的に避けておくことにも使用できる。

生垣(いけがき)
樹木を使って垣根としたもの。
葉や枝が細かく茂るものがよく使われるが、色々な樹種で作ることができる。
ブロックやフェンスと違い、高さの調節が可能。

一日花(いちにちばな)
開花した花の寿命が一日しかない花。儚い。

一本立ち(いっぽんだち)
樹木の形を表す言葉で単幹(たんかん)ともいい、太い一本の主幹から脇枝がついている、木の代表的なイメージ。

内芽(うちめ)
主幹の近くに出ている芽。
生長すると内側へと枝が伸びていく。

腋芽(えきが)
葉のつけ根にできる芽。
側芽(そくが)もしくは脇芽(わきめ)ともいう。

枝下高(えだしただか)
樹木の部位を表す言葉。
一番下の主要枝(しゅようえだ)から根元までの長さ。地面からの高さ。

園芸品種(えんげいひんしゅ)
花や葉の色・形のバリエーションや環境に合うように品種改良された植物。
見た目を変えたり健康に育てられる個体を作ったもの。

【か行】

隔年開花(かくねんかいか)
花木の開花に関する性質を表す言葉。
花が多く咲いた年の翌年には花つきが悪くなるというサイクルを1年毎に繰り返すこと。
シャクナゲやコブシなどによく見られる。

隔年結果(かくねんけっか)
実がなる樹木の性質を表す言葉。
実が多くなった年の翌年には実つきが悪くなるというサイクルを1年毎に繰り返すこと。
カキや柑橘類などに見られる。

株立ち(かぶだち)
地際から複数の幹が生えている樹形のこと。
数本の同種を複数本寄せ植えにして株立ちにする場合と、一度地際で伐採してそこから出た枝を複数本残して育てた場合がある。

株元(かぶもと)
株立ちになった樹木の根元・地面付近。

刈り込み剪定(かりこみせんてい)
刈り込みバサミを使い一度に多くの枝や茎、葉を切る剪定方法。
木の輪郭を切り揃えて丸や四角をくっきりとさせることが目的。
生け垣や低木を整える時などによく行われる。

刈り込みバサミ(かりこみばさみ)
枝を切るための道具の一つで刈り込み剪定に使用される。

枯れ枝(かれえだ)
枯れてしまった枝。日当たりが悪いとできやすくなる。
枯れ枝は細かいものまで全部切るときれいになる。

木バサミ(きばさみ)
枝を切るための道具で植木バサミともいう。
剪定バサミでは切りにくい細い枝を切る時に使う。
刃先が細く細かい作業に向いている。

鋸歯(きょし)
葉の縁にあるノコギリの葉のようなギザギザの切り込み。
似た樹種では、このギザギザで樹種の判断ができる場合がある。

切り詰め(きりつめ)
剪定方法の一つとして使われる言葉で切り戻しともいう。
形や大きさを整えるために枝を切る事を指すが、明確な定義はなく節(枝分かれしている所)のすぐ上で切る事が基本となる。
場合によっては枝分かれがないところでも可。

グランドカバー(ぐらんどかばー)
地面を低く覆う植物。下草ともいう。
芝生・芝類・多年草・宿根草・つる性植物・ハーブ類・多肉植物・乾燥に強い植物など数百種類あるため幅が広く地域の気候などに合わせて選ぶことができる。

車枝(くるまえだ)
同じ節から車輪状に何本も出ている枝で剪定の対象となる不要枝。
上下のバランスによりすべて切るのか、数本切って間引くのかは自由に選ぶことができる。

交差枝(こうさし・こうさえだ)
枝と枝が交差した枝で絡み枝ともいう。
枝がぶつかり合っていたりすると成長の邪魔になるためどちらか切った方が良い。
ぶつかっていなくても少し離れて眺めた時に交差しているように見える枝を切るときれいな見た目になる。

互生(ごせい)
葉や枝になる芽のつき方を表す言葉。
ひとつの節からひとつの葉や枝が互い違いに生えるタイプ。ヒメシャラ・ツバキなど

高木(こうぼく)
園芸や造園では明確な法律上の基準があるわけではなく、文献や業界によって少し違う。
特に造園の世界では、最終的に5ⅿ以上になる木を高木と呼ぶことが多い。
一般的には3m~高木と言われている。

広葉樹(こうようじゅ)
平らな葉(葉脈に主脈と側脈のある葉)をもった樹木。
幅の広い葉を持つ樹木の総称。

【さ行】

下がり枝(さがりえだ)
枝が下向きに伸びたり垂れ下がったりしている枝のこと。
庭木の剪定では、整理の対象になることが多い枝の一つ。
ただし、シダレザクラやシダレヤナギのように、枝が垂れ下がる姿そのものを楽しむ樹木では、下がり枝は特徴的な樹形として大切に残す。
剪定するときは、その木本来の姿かどうかを確認することが重要。

挿し木(さしき)
苗木をつくる増殖方法。
植物の枝や茎、葉の一部を切り取り、土や水に挿して発根させ新しい株を増やす方法。
種をまかなくても、親株とほぼ同じ性質の植物を育てられる。

自然樹形(しぜんじゅけい)
剪定後の仕上がりの形を表す言葉。
その樹木の本来の樹形を活かしたタイプ。
木が本来持っている枝ぶりや形を大きく変えず、自然に育った姿を生かした樹形のこと。
・木本来の美しい姿を楽しめる
・剪定を最小限に抑えられる
・やわらかく、自然な雰囲気の庭になる
・風通しや日当たりを保つために、不要な枝だけを整理する

枝垂れ(しだれ)
樹木の形を表す言葉。
外へと広がる枝が垂れ下がるタイプ。
枝が上ではなく、下向きに垂れ下がるように伸びる樹木の性質や樹形のことです。
「枝垂れ性(しだれせい)」とも呼ばれる。

雌雄異花(しゆういか)
花が雄しべだけがある雄花と雌しべだけがある雌花にわかれている植物。
株ごとにわかれている雌雄異株(しゆういしゅ)のほかにカシの仲間など同じ株の中でも雄花と雌花がわかれている樹木もある。

雌雄異株(しゆういしゅ)
雄花だけが咲く雄木と雌花だけが咲く雌木とにわかれている植物。
例:イチョウ、キウイフルーツ、ヤナギの一部

雌雄同株(しゆうどうしゅ)
1本の木や株に、雄花と雌花の両方が咲く。
例:カボチャ、キュウリ、トウモロコシ

主幹(しゅかん)
その樹木の中心となる幹。

樹冠(じゅかん)
樹木の枝や葉が広がっている部分全体のこと。剪定ではよく使われる。樹冠は、一般的に幹の上部にある枝葉のまとまりを指します。
樹冠に関係する用語には、次のようなものがあります。
・樹冠下(じゅかんか) :樹冠の真下の空間
・樹冠幅(じゅかんふく):枝葉が左右にどれくらい広がっているか
・樹冠高(じゅかんこう):樹冠の高さ

樹高(じゅこう)
株の根元から樹冠の先端までの高さ。
地面から樹木の最も高い部分までの高さを指します。
簡単にいうと、「木の高さ」のこと。

主枝(しゅし)
主幹から生えているその樹木の骨組となるような主要な枝。
剪定では、主枝を切ると木全体の形が大きく変わるため、慎重に扱う。
特に果樹では、数本の主枝をバランスよく配置することで、日当たりや収穫量を調整できる。

シュロ縄(しゅろなわ)
シュロという樹木の幹を覆う繊維をより合わせて作った縄。
幹や枝を誘引したり、庭木の支柱を固定したり、剪定時にジャマな枝を一時的に縛るためなどに使用。

常緑樹(じょうりょくじゅ)
一年を通して葉を付けていて、おもに春の伸張期に葉が落ちて入れ替わる樹木のこと。
冬になっても一斉に葉を落とさず、古い葉と新しい葉が少しずつ入れ替わる。

新梢(しんしょう)
その年に伸びた枝。1年枝、当年枝ともいう。
春から初夏にかけて新しく伸びた若い枝や芽のこと。
「今年伸びた枝」と考えると分かりやすい。

針葉樹(しんようじゅ)
針金状の細い葉(葉脈が主脈のみの葉)をもった樹木。
・葉が細く、硬いものが多い
・寒さや乾燥に強い種類が多い
・一年中葉を付ける常緑樹が多い
・幹がまっすぐ伸びやすい

スタンダード(すたんだーど)
剪定後の仕上がりの樹の形を表す。
主幹の下枝と下葉を切り落として上部だけに丸く刈り込まれた枝葉を残すタイプ。
「スタンダード仕立て」とも呼ばれている。
・幹が一本立ちしている
・上部に丸い樹冠をつくる
・足元の空間を広く使える
・花壇や玄関先のアクセントになる

節間(せつかん)
ふしまとも読む。
茎や枝にある「節(ふし)」と「節」の間の部分。植物の茎や枝には、葉や芽が出る「節」があり、その節と節の間が節間。

剪定バサミ(せんていばさみ)
枝を切るための道具。
剪定でもっともよく使われるハサミ。
一般的な剪定バサミで切れる枝の太さは、直径1〜2センチ程度まで。

前年枝(ぜんねんし)
前年(昨年)に伸びた枝のこと。
園芸や果樹栽培では、「1年生の枝」と呼ばれることもある。

先祖返り(せんぞがえり)
園芸品種などにおいて、改良前の枝葉が出てしまうこと。
針葉樹(カイズカイブキなど)を強めに剪定した時などによく見られる。
斑入り(ふいり)植物では、緑色だけの枝は成長が旺盛なことが多いため、そのまま放置すると全体が緑色になってしまうことがあります。
そのため、園芸では先祖返りした枝や芽を早めに取り除くことが勧められている。

側芽(そくが)
葉のつけ根にできる芽。
腋芽(えきが)もしくは脇芽(わきめ)ともいう。

側枝(そくし)
主枝や幹から横方向に伸びる枝のこと。
樹木の骨格をつくる主枝から分かれ、葉や花、実を付ける役割を担う。

外芽(そとめ)
生長すると外側へと枝が伸びていく芽。
枝の外側(樹冠の外側)に向かって付いている芽のこと。
剪定では、枝をどの方向へ伸ばしたいかを決める大切な目印になる。

【た行】

耐寒性(たいかんせい)
植物の性質を表す言葉。
耐寒性が強い(高い)ほど、低い気温のなかでも生育できることになる。
植物が寒さや低温にどれだけ耐えられるかという性質のこと。

台木(だいき)
接ぎ木(つぎき)をするときに土台となる植物のこと。
台木の上に育てたい品種の枝や芽(穂木〈ほぎ〉)をつないで、一つの植物として育てる。

耐暑性(たいしょせい)
植物の性質を表す言葉。
耐暑性が強い(高い)ほど、高い気温の中でも生育できることになる。
植物が暑さや高温にどれだけ耐えられるかという性質のこと。

対生(たいせい)
葉や枝になる芽のつき方を表す言葉。
ひとつの節から対になって生えるタイプ。
次の節では、前の葉と90°ずれてつくことが多く、これを十字対生(じゅうじたいせい)といいます。

立ち枝(たちえだ)
剪定の対象となる不要枝。
幹や枝から上向き(ほぼ垂直)に伸びる。
・生長が旺盛で長く伸びやすい
・枝葉が混み合う原因になることがある
・樹形を乱す場合は切り取ることが多い
将来の骨格枝として利用したい場合は、枝をひもなどで横に広げて角度をつけて育てることもある。

棚仕立て(たなしたて)
支柱や針金で作った棚に枝やつるを広げて育てる栽培方法。
・枝を棚の上に広げて育てる。
・日当たりや風通しがよくなる。
・果実が均一に育ちやすい。
・作業(剪定・収穫・薬剤散布など)がしやすくなる

玉散らし(たまちらし)
剪定後の仕上がりの樹の形を表す言葉。
主幹から伸びた枝ごとに枝葉を丸い「玉」のように刈り込み、その丸い玉を木全体に散らしたように仕上げる樹形。

玉づくり(たまづくり)
おもに刈り込みバサミやヘッジトリマーを使い半球状に仕上げる樹形。

短枝(たんし)
節と節の間(節間)が短く、あまり伸びない短い枝のこと。
・長さが短い(数cm程度のことが多い)
・節間が詰まっている
・花芽がつきやすく、果実をつける枝になることが多い
・毎年少しずつ伸びながら、数年間利用されることもある

段づくり(だんづくり)
枝葉を階段のように何段にも分けて仕立てる庭木の樹形。

長枝(ちょうし)
節と節の間隔が広く長く、その年によく伸びた長い枝。
・生長が旺盛で、長く伸びる
・葉芽が多く、木を大きくする役割がある
・短枝に比べると、花芽はつきにくい

頂芽(ちょうが)
枝や茎の先端についている芽。
・先端の芽(先端芽)とも呼ばれる
・茎や枝を上へ伸ばす
・頂芽優勢(ちょうがゆうせい)という働きにより、側芽(わき芽)の生長を抑える
・頂芽を切ると、抑えられていた側芽が伸びて枝分かれしやすくなる

頂芽優勢(ちょうがゆうせい)
枝の先端に近い位置の芽ほどよく生長しやすいという植物の性質を表す言葉。
下側にある芽よりも優先して成長する性質。
「先端を切る → 頂芽優勢が弱まる → 下の芽が伸びやすくなる」
という流れを理解しておくと、なぜ切り戻し剪定で枝が増えるのかが分かりやすい。

接ぎ木(つぎき)
植物の枝や芽を切って別の植物とつなぎ合わせる技術。
園芸品種や果樹を健康に生育させるためなどに行われる。

接ぎ穂(つぎほ)
接ぎ木において接ぐほうの木。穂木ともいう。

つる性(つるせい) 樹の形を表す言葉。
主幹と枝がつる状に伸びるタイプ。

強い(つよい)
剪定において強い枝とは、ほかの枝よりも長くて太い枝、強い剪定(強剪定)とは切り落とす部分が長く、つけ根に近い部分で切る事。

低木(ていぼく)
樹高が比較的低く、庭や花壇などに植えられる樹木のこと。
一般的には、樹高が2〜3m程度までの樹木を低木と呼ぶことが多いですが、明確な高さの基準が決まっているわけではない。

摘花(てきか)
花が咲いたときに、必要のない花や余分な花を摘み取る作業のこと。
主に、実や残した花に養分を集中させたり、果実の品質を高めたりする目的。

摘果(てきか)
果樹に実がついた後、余分な実を摘み取って数を減らす作業のこと。
実を適切な数に調整することで、残した果実を大きく育て、品質を高める。
実が小さいうちに行う。

摘蕾(てきらい)
植物のつぼみを摘み取り、花や実の数を調整する作業のこと。
主に、残した花を大きく美しく咲かせたり、果実の品質を高めたりするために行う。

照葉(てりは)
葉の表面に光沢があり、光を反射してつややかに見える葉のこと。
庭木では、葉の表面がろう質などによって滑らかで、光を受けると美しく輝いて見える樹木によく使われる表現。

徒長枝(とちょうし)
枝の途中や幹などから勢いよく伸びる、長くて細い枝のこと。
一般的に、節と節の間隔が広く、葉と葉の間隔も長くなりやすいのが特徴。
庭木の剪定では、樹形を乱したり、ほかの枝とのバランスを崩したりするため取り除く対象になることがある。

トピアリー(とぴありー)
樹木や低木の枝葉を刈り込んで、球形・円すい形・動物など、好みの形に仕立てる造園技法のこと。
庭木を丸く整えたり、動物の形に刈り込んだりして、庭や玄関まわりをおしゃれに演出。

【な行】

内向枝(ないこうし)
樹木の幹や枝の内側、つまり樹冠の中心に向かって伸びる枝のこと。
庭木の剪定では、枝が混み合う原因になりやすく日当たりや風通しを悪くするため、不要な内向枝は付け根から切り取るのが基本。

ノコギリ(のこぎり)
細かな刃で木材や枝を切断する道具。
庭木の剪定では、剪定ばさみでは切りにくい太い枝を切るときに使用。

【は行】

花柄(はながら)
咲き終わった花や、しおれた花のこと。
園芸や剪定では、花が終わったあとに残る花を取り除く作業を「花がら摘み」という。

花柄摘み(はながらづみ)
咲き終わった花やしおれた花を取り除く作業のこと。
花をきれいに保ち、次の花を咲かせやすくするために行う。
園芸では「花がら摘み」と表記されることも多く、草花から庭木や花木まで、さまざまな植物の手入れで行われる。

花後(はなご)
植物の花が咲き終わったあとの時期のこと。
庭木や花木の手入れでは、花後に剪定や花がら摘みを行うことがある。
植物によっては、花後の手入れが翌年の花つきに大きく影響するため、剪定を覚えるうえで重要な用語。

花芽(はなめ)
将来、花になる芽のこと。
庭木や花木の剪定では、花芽がどこについているかを確認することが大切。
花芽を誤って切り落とすと、翌年に咲く花が少なくなったり、花が咲かなくなったりすることがある。

花芽分化(はなめぶんか)
植物の芽が葉や枝になる状態から、花をつくる状態へと変化すること。
庭木や果樹の剪定では、花芽分化がいつ起こるかを知ることが重要。
時期を知らずに剪定すると、翌年に咲く花や実をつけるための花芽を切り落としてしまうことがある。

葉張り(はばり)
樹木の部位を表す言葉。樹木の葉のある部分、横方向の大きさを表す。
例えば、木の高さが3mで、左右の枝先から枝先までの幅が2mある場合、葉張りは約2m。

葉芽(はめ)
ようがとも読む。成長すると葉や新しい枝になる芽のこと。
成長すると :新しい葉や枝が伸びる
形     :一般的に細長く、とがった形のものが多い(樹種によって異なる)
つく場所  :枝先や枝の途中、葉の付け根など
剪定との関係:どの葉芽を残すかによって、新しく伸びる枝の方向をある程度調整できる

葉やけ(はやけ)
強い日差しや高温、乾燥などによって、植物の葉が傷んで変色したり、枯れたりする症状のこと。
おもな症状は、葉の先端や縁が茶色く枯れる、葉の一部が白っぽく変色する、葉全体が茶色くなりパリパリに乾燥するなどがある。

半常緑性(はんじょうりょくせい)
基本的には常緑樹だが、地域によっては落葉する場合のあるもの。
もしくは、冬になっても葉をすべて落とすわけではなく、一部の葉を残す性質のこと。

半耐寒性(はんたいかんせい)
ある程度の寒さには耐えられるものの、強い寒さや霜、凍結などによって傷むことがある性質を指す。

半日陰(はんひかげ)
1日のうち数時間(3~4時間)だけ日が当たる場所や、明るい日陰(木漏れ日)になっている場所のことです。庭木や草花を育てる際に、日当たりの条件を表す言葉として使われる。

斑入り葉(ふいりは)
葉の一部に白色や黄色、淡い緑色など、通常とは異なる色の模様が入った葉のこと。園芸品種によく見られる。

節(ふし)
せつとも読む。植物の枝や茎にある、葉や芽がついていたり、枝が分かれたりする部分のこと。

平行枝(へいこうし)
剪定の対象となる不要枝。同じ方向に向かって、ほぼ平行に伸びている2本以上の枝のこと。
・2本以上の枝が、同じ方向に並んで伸びている
・枝同士が近く、葉が重なりやすい
・樹形が乱れたり、風通しや日当たりが悪くなったりすることがある

ひこばえ
剪定の対象となる不要枝。樹木の根元や地面に近い幹から、新しく伸びてくる若い枝のこと。「やご」「根元枝」と呼ばれることもある。

穂木(ほぎ)
接ぎ木をするときに、増やしたい品種の枝や芽を切り取ったもの。
台木(だいぎ)と組み合わせることで、目的の品種の樹木を育てられる。
接ぎ穂ともいう。

【ま行】

幹吹き(みきぶき)
剪定の対象となる不要枝。樹木の幹から新しく伸びてくる枝や芽のこと。
「胴吹き(どうぶき)」とも呼ばれる。

幹焼け(みきやけ)
強い日差しや高温などの影響によって、幹の樹皮が傷んでしまうこと。
特に、剪定したことなどにより日陰になっていた幹が急に日光にさらされた場合などに起こることがある。
・幹の樹皮が変色したり、乾燥して傷んだりする
・樹皮がひび割れたり、剥がれたりすることがある
ひどい場合にはその部分、やがては樹全体までもが枯れてしまうこともある。

実生(みしょう)
挿し木や接ぎ木とは違い、種から発芽し生育すること。
種から育った植物そのものを「実生苗(みしょうなえ)」と呼ぶ。

芽かき(めかき)
植物から出てきた芽のうち不要な芽を取り除き、残した芽や枝に栄養を集中させる作業のこと。

【や行】

誘引(ゆういん)
植物の枝やつるをひもや針金などを使って支柱やフェンスに固定し、伸ばしたい方向へ導く作業のこと。

弱い(よわい)
庭木の剪定や育て方では、枝の伸びる勢いが小さいことや、枝が細く充実していない状態を表す言葉。
弱い剪定(弱剪定)とは、切り落とす部分を短くして枝先に近い部分で切ることをいう。

【ら行】

落葉樹(らくようじゅ)
秋から冬にかけて葉を落とし、季節の変化に合わせて葉を入れ替える樹木のこと。
多くの落葉樹は、春になると新しい葉を出す。

両性花(りょうせいか)
1つの花の中に「おしべ」と「めしべ」の両方がある花のこと。
ウメ :花の中におしべとめしべがある
サクラ:多くの種類が両性花を咲かせる
ツバキ:おしべとめしべを持つ花を咲かせる
カキ :両性花をつける品種もあるが、雄花や雌花を別々につける種類・品種もある

輪生(りんせい)
葉や枝になる芽の付き方を表す言葉のひとつ。植物の茎の同じ位置から、3枚以上の葉や複数の枝が、輪を描くように生えている状態のこと。

【わ行】

矮性種(わいせいしゅ)
元の種に対して生長が遅く、背丈が高くならない種類。
同じ種類の一般的な植物と比べて、樹高や株の大きさが小さく育つ性質を持つ品種のこと。
庭木や草花、果樹など、さまざまな植物にある。

脇芽(わきめ)
植物の茎と葉の付け根などから出てくる芽のこと。
成長すると、新しい枝や茎になることがあります。「側芽(そくが)」と呼ばれることもある。

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