

モミジが大きくなって高いところが手入れできない。
小さくしたいけど、どこで切ったら良いかわからない。
剪定はどの枝を切ったら良くなるのか。
このような悩みの解決のヒントにしていただけたらと思います。
モミジを小さくする剪定【木と木の間を空けましょう】


幹を無くすと高さを抑えながら木と木の間を空けることができます。
モミジを剪定するだけではなく、隣のアカマツも少し詰めておきましょう。
どちらも枝先を剪定することで間が空けられます。
なぜ木と木の間を空けるかは、、
- 枝枯れを防ぐ
- 木が弱る
- 虫の発生を抑制
この三つを防ぐことができます。
今回はモミジを小さくしていますが、どちらを優先するかで小さくする方を決めていきましょう。
剪定の方法と順序を画像で
剪定の順序

画像では木登りで作業していますが、脚立を使った方が安全です。
- 幹を上からばらす
- 枝も上から剪定
- 徐々に下に行く
- 一番下の枝を剪定
- 幹を元から切る
この流れでやっていきました。
作業の流れを画像で



























左から半分くらい切っておいて、右から切る

ブランチカラーとは、幹と枝の組織の集まり

雨水が溜まらないようにする


まとめと剪定の動画
今回の剪定方法まとめ
木と木の間を空ける場合、枝先ばかり気にしないように太いところで切ると楽になります。
幹を切るのは勇気がいりますが、それが原因ですぐに枯れることは少ないです。
もし腐りが入っても、もしかしたら価値が上がるかもしれません。
腐りで幹が割れて中が空洞になることを「うろが入る」といいます。
その状態になると、枝の出方が細かくなりきれいな形を作りやすくなります。
でも、木にとっては寿命を短くする原因にもなるので注意が必要です。
- 太い枝は上からばらす
- 剪定も上からやる
- 切る枝は三本ある真ん中を切る
- 隣の木と間を空ける場合は、枝の向きに気を付ける
- 幹から外向きの枝を目安に切り揃えると楽
- 太い枝や幹は斜めに切り、水きり勾配をつける
- 枯れる心配がある場合は、切り口に薬を塗る
これらのことに気を付ければ、大体の木の手入れが出来ます。
最大のポイントは『三本ある真ん中を切る』ことです。
大体の樹種はこれを使って剪定しているので、困ったときはこの方法を使ってみてください。
今回の剪定の動画
見ていただいた方の何かのヒントになれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ホームに戻っていただければ剪定の基本や、使う道具などがまとめてありますので参考になったら幸いです。
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