二脚鳥居支柱は「幹の太さ30㎝未満 高さ4m以下」
・将来的に大きくなる樹種
・高木と呼ばれる木
に必要です。

ハリガネの結束は、見ただけではどう巻いてあるかわからないようになっていますが、覚えてしまえば意外と単純です。
- クギが目印
- ハリガネは最短距離
- 重ならない・ねじれない
- 「割り」はしっかり
- 切り口はちゃんとしまう
この5つに気を付けながら一つずつ見ていきましょう。
ゆっくりやってるので再生速度を調節してみてください。
【二脚鳥居支柱】ハリガネ結束のやり方【画像で分かりやすく】
まずハリガネを切りますが、長さは輪の直径で決められます。

直径が40㎝くらいあれば「4巻き半」
直径が20㎝くらいならば「7巻き半」
このくらいを目安にするけど、心配なら少し長めに切って具合を見てください。
クギが目印

クギが横木と支柱の中心辺りに打ってあるため、そこを目印にします。
Xになっている中心がクギになるようなイメージです。
横木側はクギがあるけど、後ろ側は縦と横の丸太の中心を目指して巻いてみましょう。
ハリガネは最短距離

これはかなり大事です。
最短距離で巻いていかないと、緩みの原因になってしまいます。
最短距離さえ行けていれば「絶対に緩まない」からですね。
緩まないというか、緩められない感じですね。
そこを狙って巻くよう意識しましょう。
重ならない・ねじれない

半分折りにした二本のハリガネが、重ならない・ねじれないように巻きます。
重なりやねじれは見た目の問題だけでなく、緩みの原因になります。
最初から最後までこれに気を付けます。
「割り」はしっかり

割りをしっかり締めないと簡単に緩んでしまいます。
締め方のポイントは、、
- きれいなXになるように
- 四つ角一つ一つを締める
- ペンチを支柱に当てない
これに気を付けます。
きれいなXになるように直しながら四つ角を締めて、その時に丸太に傷がつかないようにペンチをハリガネに当てていきます。
切り口はちゃんとしまう

ハリガネを最後にネジって切りますが、切り口がとがってて危ないです。
切り口がなるべく中心に向くように曲げて下に隠します。
しまい込む感じです。
ちゃんとしまわないと、もし触ってしまったときに引っかかって怪我をする可能性があります。
折り曲げて中にしまいましょう。
全部の流れを画像で
ハリガネを切ります。






半分に折ります。



巻き始めます。















ここから「割り」に入ります。
割りは2周します。















ねじる時はほどほどにしないと切れます。
下に引きながらねじると、元の方までねじれます。






巻いた回数が分かりやすいように毛糸で

























まとめ
今回のハリガネ結束は慣れないと結構難しいので、なるべく細かく写真にしました。
- クギの上を通る
- 支柱と横木の最短距離
- 重ならない・ねじれない
- 「割り」は四つ角をしっかり締める
- 切り口が中に入るよう、ちゃんとしまう
この5つのポイントに気を付ければ、きれいに巻き終わりしっかりと固定できるし、怪我もしにくくできます。
最後まで見ていただきありがとうございました。
道具は色々あって迷ってしまうかもしれませんが、使ってみるとどれも使いやすいのであまり悩まなくても大丈夫です。
自分のお気に入りが見つかれば、それが使いやすい物です。
ホームに戻ると剪定に関することがまとめてありますので、参考になれば幸いです。
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