今回は、庭に植えてあるアカマツの剪定と年間の手入れの方法について、実際に行った作業をもとにまとめていきます。
アカマツの剪定は初夏と冬の年2回 行うのが理想とされています。
しかし昨年は、作業できる時間がなかなか取れず、結果的に約8ヶ月の間に3回の手入れ という形になりました。
一回目の剪定は結構遅くなってしまい、4月からのスタートです。
それでも、
- 芽の数を増やす
- 枝数を増やす
- 形を少しずつ整える
という基本を意識して手入れを続けました。
マツ類の剪定の基本は、、

このように自分から一番遠い位置から作業をしていきましょう。
今年は下の画像のように、、


ひとまず納得できる形になったので、来年以降はできるだけ時期を逃さず、計画的に手入れしていこうと考えています。
アカマツの年間手入れで意識したポイント
アカマツの手入れで、今年特に意識したことは次の3つです。
芽の数を増やすことを最優先にする
アカマツは、芽が増えないと枝も増えません。
そのため、「形を早く整えたいから切る」のではなく、まずは芽を増やすことを最優先に考えてみどり摘みをしました。
枝数を増やして将来の形を作る
最初から完成形を作ろうとすると、どうしても切りすぎてしまいます。
枝が多ければあとから「選んで切る」ことができます。
なので今年は、不要な枝以外はなるべく残すようにしました。
一気に作らず、毎年少しずつ整える
アカマツの剪定は、一年で完成できるものではありません。
毎年少しずつでも、
- 芽を増やす
- 枝を整理する
- 形を整える
これを繰り返していくイメージで手入れしています。
4月に行ったアカマツの剪定と作業内容
今年最初の手入れは、4月に行いました。
本当はもう少し早い時期にやりたかったのですが、この時期でも「やることを間違えなければ問題ない」と感じています。


枝先の長い枝だけを切る

4月は、全体を見ながら明らかに長く伸びている枝先を切りました。
短い枝や、これから使えそうな枝は残します。
古い葉と新芽の葉をむしる理由

古い葉や、新芽に付いている余分な葉をむしることで、
- 芽が見えやすくなる
- 風通しが良くなる
- 芽の成長を抑制できる
といった効果があります。
この時点で古い葉と新しい葉を全部取る必要はありません。
むしらない部分もある理由
その理由は、長い枝を切る時に場所によっては切り方が強くなってしまう場合があるためです。
切り方が明らかに強いと感じる部分は、葉をむしらない方が枝が枯れる心配が減ります。
それ以外の場所では葉をむしるときれいになります。
絡んだ枝を元から切る、もしくは芽のあるところで切る判断基準

枝同士が絡んでいる場合は、どちらかを短い枝や小さな芽を残してぶつかる枝を切るようにしました。
短い枝や小さな芽がなければ元から切りました。
切る基準は、
- 隣の枝をまたぐように絡む枝
- 内側に向かって伸びている枝
- 隣同士でぶつかる枝のどちらか
を優先して切ります。
どうしても判断が難しい場合は、切らずに残して手入れしておいて次回以降判断するのでも大丈夫です。
4月に行ったみどり摘みについて


4月は、みどり摘みも行いました。
芽を全部折っても大丈夫ですし、小さな芽を折らずに長い芽を調整する程度にとどめるのでも大丈夫です。

画像のように芽を増やすことができます。
8月中旬〜下旬に行ったアカマツの手入れ
次の作業は、8月中旬〜下旬になってしまいました。
夏の手入れは、年間の中でも重要な作業になります。

伸びすぎた枝先の剪定
春から夏にかけて、よく伸びた枝先を中心に切りました。
ここでも、「切りすぎないこと」を意識しています。
3本以上出た枝は真ん中を切る

一つの場所から3本以上枝が出ている場合は、必要に応じて真ん中の枝を切りました。
- 長い枝、飛び出している芽を切る
- 風通しを良くする
- 剪定を簡単にする
この3点を意識しています。
剪定の目安を決めておくとスムーズに作業ができます。
夏の手入れで一番大事なのは葉をむしること

この時期で一番大事なのは、葉をむしる作業です。
芽をなるべく多く残し葉を減らすことで、
- 枝の状態が分かりやすくなる
- 芽の位置が確認しやすくなる
- 形、見た目が良くなる
- 冬に枯葉を見なくて済む
長い芽がない場合は葉をむしるだけでも大丈夫です。

結構手間はかかりますが、葉をむしれば仕上がりはかなりきれいになります。

12月に行ったアカマツの手入れと掃除
最後の手入れは、12月に行いました。
今回のアカマツの状態だと、剪定というより掃除と仕上げの作業になりました。

他の木から飛んできた枯葉を取り除く
マツ以外の木の落ち葉が飛んできて、枝に引っ掛かってしまう場合があります。
まずはこれを丁寧に取り除きます。
マツの枯葉を残さない理由
マツ自身の枯葉も、できるだけ取り除きました。
- 見た目が良くなる
- 病害虫の予防になる
といった理由があります。
枯葉が積もると虫が住みやすい環境を作ってしまいます。
気になる部分を少しだけ切る

全体を見て、どうしても気になる部分があれば少しだけ切る程度にします。
枝を増やしたい場合、この時期は切りすぎないことが大切です。
幹や枝を擦って樹皮をきれいにする重要性

最後に、幹や枝を軽く擦って樹皮をきれいにします。
この作業をすると、
- 見た目が一気に引き締まる
- 木が元気に見える
ので、とてもおすすめです。

見た目がきれいになるし虫対策になるのでオススメです。
剪定時期が多少ずれても大丈夫な理由

理想の剪定時期から多少ずれてしまっても、何もしないより何かやった方が良いと感じています。
完璧な時期より継続が大切
完璧な時期を待っているうちに一年何もしないよりも、
- できる時に
- できる範囲で
手入れを続けることが大切です。
その年にできることを積み重ねる
アカマツは、毎年の積み重ねで良くなっていく木です。
今年できなかったことは、来年意識すれば問題ありません。
まとめ アカマツの剪定は年間管理で考える



今年は理想通りのスケジュールではありませんでしたが、、
- 芽を増やす
- 枝を増やす
- 形を整える
この基本を意識して、4月・8月・12月と手入れを続けたことで、アカマツらしい姿に近づけることができました。
完璧な剪定を目指すよりも、毎年少しずつ手を入れていくことが何より大切だと思います。
この下に、作業の様子を動画でなるべく分かりやすく紹介していますので、お時間のある時に観ていただけたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
アカマツの剪定動画
今回の記事の元となった動画です。
お時間のある時に観てみてください!





コメント