【斜面の角の芝刈り】斜面の上や下は刈りづらい【ナイロンコードの当て方で楽に】

今回は肩掛け式ナイロンカッターでの草刈り・芝刈りで、刈りづらい場所の刈り方を書いていきます。

・斜面の下のくぼみ(法尻(のりじり))
・斜面の上の角(法肩(のりかた)
・斜面から流れてきた土と根

これらの場所が刈りにくいポイントです。

普通に刈っていても、刈りすぎていたり刈らな過ぎていたりしやすい場所で気を遣う場面です。

なるべく簡単にするためのやり方を、イメージがしやすいように画像を貼りながらまとめていきます。

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【斜面の機械除草】なるべく簡単に終わらせるやり方

芝刈り・草刈り・斜面の角・刈りにくい場所
刈りにくいポイント

例えばこんな感じの場所があったら結構面倒だと思います。

この地形を刈る場合は、こんな感じかなと想像しながら書きますね。

法尻(のりじり)

芝刈り・草刈り・斜面の角は刈りにくい
斜面の下(法尻)

法尻は、刃の当て方を変えて楽に刈れるようにしていきたいと考えます。

芝刈り・草刈り・斜面の角の刈り方・下
傾けて刈りやすく

斜面の方を向きながら機械を45°くらいに傾けて、刃の丸が法尻にハマるようなイメージで刈っていきます。

刃を傾けているので刈った草や芝は、ほぼ自分の方に飛んできてくれるから片付けが楽になりそうです。

刈る時は刃が地面に当たらないように気を付け、水平に移動させるように振ります。

もし「地面叩いちゃうかも」と、心配な場合は回転をあまり上げ過ぎないようにして、草や芝が刈れるくらいの強さに調節してください。

斜めから当てると芝や草が意外と切れやすいので楽です。

法肩(のりかた)

法肩は降る刈り方と振らない刈り方を考えています。

芝刈り・草刈り・斜面の角の刈り方・上
動かす・動かさないの違い

法肩に沿うように前に進みながら刈っていきます。

振る場合(法肩に沿う)

振る場合は、法肩を少し広めに刈ることができます。

なので、乗用やハンマーナイフなどの大きな機械で刈れなかった部分を補えるイメージです。

斜面を刈り上げる方向に進むか、刈り下げる方向に進むかはその現場の状況で決めてみてください。

石が飛んでも大丈夫な方向で刈っていくと良いかなと思います。

振る場合(法肩の方を向く)

上の平らなところから見下ろすように立って刈るのでも大丈夫です。

ちょっと分かりづらいですが、斜面に対して90°という感じです。

この場合は法尻と一緒で横に移動しながら刈っていきます。

刃の角度は45°にしない方が刈りやすいです。

刃の角度を変えると法肩を削って石が飛びやすくなり危険です。

振らない場合

振らない場合は、法肩にナイロンコードを沿わせて刈っていきます。

法肩がしっかりしている場合は、乗用やハンマーナイフが際まで刈れるので肩掛けは楽になります。

刈るのが角だけの状態なら、刃を回したままゆっくり歩いていくと刈れてしまうのでとても楽です。

乗用やハンマーナイフで法肩まで刈れていない場合もこの刈り方ができて、ピシッと刈り揃えるというより少しぼかすイメージです。

斜面に合わせるために多少調節しながらになりますが、ゆっくり歩いて行けます。

その時に気を付けることは、色合いを合わせることです。

芝や草を刈ると色が変わるので、刈ってある部分に色合いを合わせていく感じです。

縁石に流れた土と根

芝刈り・草刈り・斜面の角・縁石に積もる土の刈り方
流れた土が積もり草が出る
年数をかけて埋まっていく

斜面になっていると土が流れて積もり、草が生えたり根が伸びたりします。

この場合の刈り方は、、

・刈り下げ
・刈り上げ
・正面から

この3つを書いていきます。

刈り下げ

刈り下げは、斜面を右手に見て進んでいきます。

斜面から刈り下げるので、縁石の上の草は刈れますが土は残りやすい刈り方です。

土を無くさなくても大丈夫な現場ではこのやり方が楽です。

仕上げりまでの時間も短い効率が良い刈り方だと思います。

刈り上げ

刈り上げは、斜面を左手に見て進んでいきます。

下から上に刈り上げるので少し大変ですが、刃の一番切れる部分が流れた土に当たりやすい向きでもあります。

でも、この向きで刈ると土や石がほぼ自分の方へ飛んできて危なかったりします。

なので、縁石の上だけ刃の右前~正面辺りを当てるようにすると石などが斜面の方へ飛びやすくなり、少し刈りやすくなります。

石の飛ぶ方向は完全にコントロールできるわけではなく、右や前へ飛ぶこともあるので気を付けてください。

正面から

芝刈り・草刈り・斜面の角・縁石の上の刈り方
土を削るのはやりやすいかも

正面からは、斜面の方を向いて刈っていきます。

縁石と斜面の境目を鋭く刈るイメージです。

この方法は土を削るのが楽な方法ですが斜面が刈りづらくなるため、ここを刈るためだけに特化したやり方だと思います。

少し左や右に傾けて刃を当てて土を削ります。

土や根を「上から叩く・まくり上げる」を繰り返す感じです。

石や砂埃がたくさん出るので気を付けてください。

まとめ

どの方法でも気を付けることは、周りに石が飛び散ることを意識しておきましょう。

石で人がケガをしたり何かを壊してしまったりすると大変な思いをしてしまいます。

今回は刈りにくい場所について書いてきましたが、あまりにも刈りづらかったり危ない場所では機械を使わない方が良いかもしれないですね。

物を壊せば嫌な思いをしたり直すのにお金がかかったり、ケガをしたりさせたりしてしまえばそれこそ大変だと思います。

一番大切なのは、安全に作業を終わらせることです。

その場所ごとに安全なやり方や作業の流れは変わるので、良さそうな方法をいくつか考えて「これなら安全で効率が良い」を見つけてみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
お時間がありましたらまた見に来てください。

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