大きな木を小さくしたいけど高いところで作業するのは危ないから、地面から作業をする方法を書いていきます。
手書きで申し訳ありませんが画像を用意しました。
今回のやり方は、「高いところで作業をしない」ことを元に考えてみました。
ここで紹介する方法を、読んでいただいた方のお庭の状況で変えてみてください。
長くならないよう書きますね。
【大きな木を小さく】脚立や梯子を使わない方法
状況は想像ですが、、
隣の敷地が近く、木を切ると隣のお家にぶつかってしまうかもしれない状況です。
この木をなるべく簡単に小さくする感じでやってみようと思います。
方法(手順)
方法は、、
・ロープを付ける
・ロープで引きながら切る
・落とす
こんな感じです。
手順は、、
- 木の周りの壊れそうなものなどを片付ける
- 道具を作る
- ロープが通るところの枝を切って間を空けておく
- ロープを縛り付ける
- ロープを引きながら切る
- 引いている方向に落ちるよう気を付ける
- 切り戻して完了
※3.と4.はやりやすい順で大丈夫です
この流れで行きます。
1.は木の周りに何かある場合ですが、低木など動かせないものがある場合は落とす方向に気を付けてください。
道具を作る
物干し竿や突っ張り棒などなんでも大丈夫ですので、目的の高さまで届く棒にノコギリを縛り付けます。
縛り方は絵では巻いてあるだけになっていますが、ノコギリと棒の間にもヒモを通して編み込むようにするとかなりしっかりすると思います。
巻いただけだと弱くて、切っている途中で抜けちゃうと大変になってしまいますよね。
ロープが通る間を空けておく
ロープが通るところが見えると、、
・落ちる方向が曲がらない
・どこに落ちるか見えやすい
・どのくらい切れているか見やすい
これらのことが分かります。
ロープが途中で枝に引っかかっていると落ちる方向が変わってしまいます。
引っかかりは落としたい方向に落とせないため、安全ではなくなります。
どこに落ちるか分かっていれば安全ですね。
また、どのくらい切れているか見えることで「もう落ちる」が分かるから良いと思います。
ロープを縛り付ける
手が届かないところにロープを付ける方法は絵で描くのが難しかったため、前に撮影した動画を貼っておきます。
お手数お掛けして申し訳ありませんが下の動画の、、
「06:03 手が届かない場所に縛るやり方」
を見ていただけたらと思います。
ロープを引きながら切る
ここから切り始めます。
初めに倒す方向から切込みを入れておくと、落ちる時に皮が下に剥けずに落とすことができます。
切込みの方向は倒れる方向に合わせておかないと少し横にずれる場合があるので、なるべく合うよう気を付けてください。
二人以上でやる場合は、引っ張りながら切ることができるので安全です。
「切れそうだよ」
「強く引っ張るよ」
と、声をかけながら作業をすると良いです。
一人でやる時は難しく、もう少しで切れそうなところまでノコギリを入れてからロープの方へ移動し引っ張り落とします。
引っ張るのに重たい場合は、上の動画のナンキン縛りを使うと引く力が強くなります。
杭を打ってナンキンを引っ掛けたり、向きが良ければ他の木の幹に回しても良いと思います。
木にロープを回す場合は、摩擦で幹の皮が剥けないように保護できるものを巻きましょう。
巻くのは何でも良くて、ビニールひもグルグル巻き・紙類などロープが直接幹に当たらないようになれば大丈夫です。
最後に段差を切り戻して完了です。
まとめ
今回の作業は場所を選ぶ方法かもしれません。
切った木がそのまま落とせる広さがなければできないからです。
でも、広さがあればできると思うので高いところに上がらなくても済みます。
やり方は単純かもしれないですが、注意しないとケガをしてしまうかもしれないし、物を壊してしまうかもしれません。
一番大事なのは【やり始める前にイメージをすること】です。
・どのくらいの大きさにするか
・枝を切るとどう落ちるのか動きを予想
・人に当たったり危険を感じることにならないか
多少でも先が予想できれば格段に安全になるはずです。
色々な経験や知識で、やったことないことでもなんとなくの予想を出来るよう、作業前に考え方の角度を変えてみると新しい発見があるかもしれません。
使える道具はたくさんあると思いますので、決まった使い方から少し外れちゃうかもしれないけど、応用・代用できそうなものを探してみるのも良いと思います。
でも、安全優先です。
ちょっと最後に言ってることがゴチャゴチャしてしまい申し訳ありません。
読んでいただいた方のお力になれたら嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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